点字について学ぶ

エレベーター、駅の自動券売機、洗濯機、缶ビール、ジャムの容器など、点字を目にする場面も増えました。 皆さんは、これらのものに何が書いてあるのか、気になったことはありませんか?このページでは、点字の仕組みについてまとめました。一通り読み進めることで、町中の点字を読むことができるようになりますよ。

点字は、タテ3点・ヨコ2点の6点からなる表音文字です。読む側から見て、左上の点を「1の点」、下へ「2の点」「3の点」、右に移って上から「4の点」「5の点」「6の点」といいます。 点字はすべて横書きで、左から右へ読みます。 点字の50音は、母音を表す部分(1・2・4の点)と、子音を表す部分(3・5・6の点)によって構成されています。そして、この単位をマスと言います。ただし、ワ行はア行と同じ形を下の位置に下げ、ヤ行はこれに4の点を加えたものです。 子音と母音の組み合わせの雰囲気はローマ字に近いといえます。